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さいたまきんこんの会に行ってきました。

久しぶりに慌ただしい一週間を過ごしていました。
たけちゃんは1週間のうち3日も外出できました。
どこに行っても、たけちゃんのことを心から心配して下さっている方がいて、
「また会えて嬉しい」「おかえり」「だいじょうぶ。応援している」…と、
暖かい言葉をたくさんかけてもらいました。
地域のたくさんの方に愛されて支えられているたけちゃん、
本当にありがたく、幸せだな…と思います。

ご報告したいことはたくさんありますが、昨日は久しぶりに「さいたまきんこんの会」に参加して、大好きな仲間と素晴らしい時間を共有し、
たけちゃんの思いも皆さんにお伝えすることができました。

文字起こし、頑張ってみたので、少し長いですが、読んでいただければ光栄です。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
僕は今日はいろんな話がしたくて来たのですが、
ここのところ僕もいろいろなことがあって、
皆さんに報告しにくいこととしやすいことあるのですが、
報告しにくい事は、残念ながら学校がなかなか受け入れてくれなくなったことです。
地域の学校に絶対通えたのに、ドクターヘリに搬送されるという、ちょっとしたミスをおかしたので、
それで学校が怯えてしまって、僕を地域の学校では受け入れられるかどうかと大騒ぎになってしまって、
今のところ自宅待機になってしまいましたが、
自分としてはやっぱり地域の学校に行ける子が行かないと、他の子が行けるようにはならないので
、もう少し頑張ってみるつもりです。
もうのどのところまで訪問学級に変わろうという言葉が出ているのですが、
いったん変わったらもうそれは負けみたいなものなので、もう少しだけ頑張ってみますが、
本当にこれはもうだめだと思ったら、次の仲間に託したいと思います。
さっき(柴田)先生は藤沢のほうで、
双子の兄弟で重度のお子さんが地域の学校に通っているのを、応援しているみたいなことを言ったから、
他にも頑張っている人、いると思うので、僕ももしこの頑張りが途中で続かなくなったら、
またみんなと同じように特別支援学校で頑張ればいいと思うので、それを悲嘆するわけではないけれど、
頑張れる人が頑張らないと、次の子が出てこれないので、
今自分の周りでは、そういう状況が整えられているので、頑張ろうと思います。   

それはちょっと報告しづらいことですが、報告したくてしかたがなかったことは、
やはり僕は本当に仲間の存在を体で感じたということです。
この場合の仲間は、障害のない地域の学校の仲間ですが、
僕は呼吸が止まるくらいの大変な目に何度かあっているので、本当に大変な状態には慣れているのですが、
今回ほど怖かったことはなかったのは、何が怖かったかというと、
「あの仲間達にもう会えなくなるのか」という恐怖がものすごく自分を襲って、本当に会いたくて、
前は「このままここで終わるならそれはそれでひとつの人生だし、
ぼくは幸せだったから、それはそれでもいいかもしれない」とか、
そういうちょっとかっこいいことを頭で思い浮かべていたのですが、
今は生きたくてしかたがないという感じがしたのは、やはりあの仲間達に会いたいと思ったからです。

それから仲間達に会えたわけではなかったのですが、
みんなが僕のことを心配しているという話しを聞いた時に、
僕にも仲間がいるんだと思った瞬間、仲間の顔がどんどん体中に感じられるようになって、
今、「顔が浮かんだ」と言いかけて、顔が浮かんだだけではなかったと思ったので言いなおしたのですが、
だれだれの顔がはっきり浮かんだけれど、だれだれちゃんが握ってくれたあの手とかいうのを思い出したので、
やっぱり僕たちは仲間同士でこう集まる時間を大切にしなくてはいけないけれど、
もっともっと地域に出ていって、たくさんの子ども達と体験し合う中で、
仲間関係を作っていく道があると思いました。

僕は今、僕の中に宿った仲間の話しをしましたが、きっとそれは仲間達にもあるはずで、
僕が驚いたのは学校の先生たちは怯えてしまって、何も言いだせなくなっていますが、
友達はみんな「いつになったらたけちゃん学校にくるの?」と、あんなに一生懸命言ってくれることです。
それは少し自分のことは言いにくい事ですが、
「僕の存在はちゃんとみんなの心の中に宿った」ということを意味しているので、
そういう人間関係が作れたことを、とても今は嬉しく思っています。
もちろん仲間の中には障害のある仲間達がいるので、
そういう仲間達が心の中に宿りあっているのは当たり前だけど、
ぜひ僕たちの存在を友達の中にも宿らせた方が良いなと思ったのです。
それをやれば、世の中こんなに殺漠とした話しにならないのではないでしょうか。

僕は先ほどのK特別支援学校のお友達が、「わんぱく坊主には癒される」と言ったのがとても印象的でしたが、
本当に僕が学校にいて驚くのは、誰もいじめということを口にできなくなったのです。
なぜなら、僕みたいな本当に弱者というか、僕は別に自分を弱いと思ってはいませんが、
いわゆる本当の弱者がいると、下手にはからかえなくなるのが人間の心理らしくて、
本当に僕のことをばかにすることができるほど悪い子はいないので、
中途半端ないじめはしにくなっているのはよくわかりますから、
やっぱり僕達が地域の学校にどんどん出ていくべきなのではないかと思うのですが、

ちょっと話しがすれ違っているので元に戻すと、
やはり僕たちの存在を世の中の人たちの心の中に宿らせてあげないと、
世の中がおかしくなってくるのではないかということです。
初めて来たお子さんが出生前診断のことを話していましたが、
僕たちの会ではそのことはこの1年以上、ずっと話してきたことで、
そのことについては柴田先生もあちこちで文章にしていますから、
やはりそのことはとても大きな問題で、世の中がとんでもない方向に今動き始めているので、
僕たちは止める力はないけれど、そのことは言い続けていかないといけないと思うし、
僕が驚いたのは、僕は自分に重ね合わせてもさっきのような言葉は出てこなかったのですが、
もし10年前に生まれていた、ではなくて、
「10年あとに生まれていたら、自分は生まれてこれなかっただろう」という説明を聞いた時に、
僕よりも小さな子どもたちまで、そんな思いまで追い込まれているのかということでした。
僕は生まれてきてよかったし、母も生んで良かったと思っているけれど、
そう思わない人たちもいるのだなと思っていたけれど、今の話しを聞いた時に、もっと小さい子どもたちが
「もう少し後で生まれていたら、自分は生まれてくることができなかっただろうが」
という思いになっていることは、本当に悲しい世の中だし、
それは10歳ちょっとの僕から見て言えることだから、
たった10年で世の中がこんなに変わったということになりますから、
世の中が本当に悪い方向へ走りだしていることは間違いありません。
今日は僕達当事者の意見だけなので当事者はそう思っているというだけだけれど、
母達の気持ちを聞いてみたらたぶん、昔にくらべると
障害があると産むのが怖いという人が増えたのではないでしょうか。
お母さん方の中に、障害があるから本当に生みたくないと言う人は一握りではないかというのが僕の思いで、
僕は障害のある子どもたちの母親を見るたびに、
お母さんはやっぱり子どもをかわいがっているのは間違いないのに
「世の中がそんな子は生まれてこないほうがいい」と連呼すれば、
みんな本当に障害があって生まれてきた子は幸せになれないし、
「私の産みたいというエゴで生んでしまってはこの子に悪い」ぐらいの考えは、
母親達の中に生まれている恐れがあるので、
やはりこのことは早く直していかないと、とんでもないことになっていると思いますが、
今日はこの話については新しい事が特にあったわけではないので、
僕もいつもと同じ考えしか頭に浮かばなかったけれど、
今日初めて来た小さな子どもの話しを聞いて、僕は時代の流れを感じてしまって、
本当に怖い事が起こっているなと心配しました。

それくらい今、世の中が変な方向にずれているので、
ぜひ障害のない子どもたちの中に障害児をしっかり宿らせて、その子たちが大人になった時は、
「やっぱり僕たちの学校には障害のある子たちがいて、その子と暮らして良かった」というふうな思いを、
たくさんの子どもにしてもらわなければいけないので、
いろんな条件があって、今日もYくんが来ていると思うから、
Yくんからはまた違った方向の意見を聞きたいのですが、
今の状態の中でも行ける人間は行って、
支援学校しか残されていない人は支援学校の中で、また果たすべき役割を果たすことになると思うけれど、
この難しい事を今きちんとみんなで考えておかないと、世の中はどんどんおかしくなるので、
ぜひ地域の学校に行ける条件にある人は、頑張って地域から世の中を変えていかないといけないなと思いました。

今なぜこのことを必死で語るかというと、今自分がそれができる状況にあるかないかの分かれ目にあるので、
状況があるうちに今言っておかないと、次に会った時にはもしかしたら僕はもう、
支援学校にしか行けない子どもになっているかもしれないから、
今その条件にある数少ない人間として言っておかないと誰も言う人がいなくなるからです。

けして支援学校に行く人たちをばかにしている気持ちはみじんもないし、
支援学校に行くことにマイナスばかり感じているわけではないけれど、
やはり地域の学校に行かないと世の中が変わらないというひとつだけは大事にしていかなければいけないことなので、
ぜひ頑張って、地域を変えていきたいと思っています。
今日もちょっとえらそうなことを言って申し訳なかったけれど、
そういうふうに仲間とこういうことをきちんと考え合いながら、もっともっと大事なことを確認していきたいし、
さっき司会者のSくんが言ったけれど、新しい人ははっきりと一番大事なことから話してくるので、
すごい意見を改めて聞かせて頂いたし、やっぱりみんな一人で、一人ではないと思うけれど、
一人で言葉を紡いでいたわけだから、その中で同じことを考えていたのだなとわかって、とても感動したし、
みんなでこういうことをもっともっと深めていきたいので、
機会がある限りぜひぜひ来ていただいて、もっともっと深い話ができたらと思います。


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たけちゃんは今度の4月1日でやっと9歳になるのですが(^_^;)、
でも、こんな強い深い思いで地域の学校にいるのです。
親がぶれている場合ではないですね。
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たけちゃんスゴイ!

たけちゃんはやっぱりスゴイですね!きっとものすごくたくさん生まれかわって 最高の魂のレベルなのだと思います。今生ではまだ9年の命だけど 魂は聖飢魔IIの人もびっくりの年齢なんだろうなぁ~。神様から大切な役割を任されて 引き受けてくれたのでしょうね。そしてそんなたけちゃんが選ばれたお母さんって 幸せですね。たけちゃんの願いが叶うことを 福岡から祈っています。

Re: たけちゃんスゴイ!

カズノッチさん
前にも何度か同じことを言われたことがあります。

人間の本質は魂で、何度も何度も生まれ変わっている。
たけちゃんはきっと、位の高い魂なんだって…

恥ずかしながら、私、こういう話し、よく知らないのですが、
でも、たけちゃんがたけちゃんとして生まれてきたこともやっぱりすごいと思うし、
そんなたけちゃんに母親として選ばれたこと、
なんのとりえもないと思っていた私にとっては、すごく大きな誇りです。
本当に幸せ者です。ありがとうございます。


プロフィール

折りばら

Author:折りばら
たけちゃんに出会って、このブログを訪れてくださった皆様、ご縁をありがとうございます。
生まれつきの重い障がいをもちながら、地域で当たり前に生活できることを目指すたけちゃん、その周りはいつも愛と笑顔があふれています。時にはとびきり素敵な経験をさせていただくこともあります。
このブログを訪れてくださった皆様に暖かい風が吹くことを願って、たけちゃんの日常をお届けできたら嬉しいです。

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